1958-04-01 第28回国会 衆議院 逓信委員会 第20号
そういう点からいくと、かりに技術的にいわゆる搬送放送というものを行なって、通話には支障がないということになってくるならば、これは電話の本質的なものを生かして、さらに放送も生かされる。これなら私は電話というものの性格は侵されぬと思う。しかしその放送せんがために、ある一定の通話を停止するということを認めるということは、将来の電話事業にとってはあまり芳ばしいことではない。
そういう点からいくと、かりに技術的にいわゆる搬送放送というものを行なって、通話には支障がないということになってくるならば、これは電話の本質的なものを生かして、さらに放送も生かされる。これなら私は電話というものの性格は侵されぬと思う。しかしその放送せんがために、ある一定の通話を停止するということを認めるということは、将来の電話事業にとってはあまり芳ばしいことではない。
○米澤説明員 ただいまの地域団体加入電話に使います設備を使いまして搬送放送ができるかできないかという御質問でございまするが、搬送装置をかけまして現在の、あるいは将来施設されます地域団体加入電話の線路にかけるという方法は、実際できるのであります。ただ公社がいわゆる直営としてこれをやるということは、現在考えておりません。